1978-06-01 第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
〔羽生田委員長代理退席、越智(伊)委員長代理着席〕 しかしながら、いま申し上げましたように、全体的なワクチンの需給体制の維持充実ということについて、われわれといたしましても、その価格問題も含めて、なお今後十分な努力をいたしまして、私のいままで申し上げてまいりましたような立場でのワクチン、血清類の確保ということに努力をいたしてまいりたい、かように考えております。
〔羽生田委員長代理退席、越智(伊)委員長代理着席〕 しかしながら、いま申し上げましたように、全体的なワクチンの需給体制の維持充実ということについて、われわれといたしましても、その価格問題も含めて、なお今後十分な努力をいたしまして、私のいままで申し上げてまいりましたような立場でのワクチン、血清類の確保ということに努力をいたしてまいりたい、かように考えております。
○中野(徹)政府委員 当然、国の方針に即しまして各メーカーに御協力を願っているわけでございますから、この当該ワクチン、血清類の生産に関しまして当然、採算のとれるような価格設定をすべきであるということは筋として先生の御指摘のとおりであろうかと思います。これは数多くのメーカーのいわば生産コストを精査しまして妥当な価格設定を行うべきものだというふうに考えております。
○中野(徹)政府委員 先生御承知のとおりに、いわゆるワクチン、血清類につきましては、国によって、その方針が若干差異はございますけれども、わが国といたしましては、所要のワクチン、血清類の国内自給体制を守っていくという基本的な立場に立っております。
これらの基本方針計画は、現在国家買い上げを行っております血清類と関係するところがきわめて大きいということから、千葉県血清研究所並びに千葉当局と十分検討を行っているところでございます。
○古市説明員 県の経営検討委員会の基本方針というのも承知いたしておりますが、この中におきまして、製造するワクチン及び血清類の品名は限定いたしておりません。またこの中に、経済性と同時に公共性を考慮するというように指摘もされております。この線にのっとりまして、県当局の意見を聞きまして、現在検討をしているところでございます。
○古市説明員 ワクチン、血清類はほかの医薬品と異なりまして、その製造というものはきわめて高度の技術を必要とするものでございます。このために製品の品質確保につきましては、従来から特段の努力を払ってきたところでございますし、このために必要な研究の必要性は一般的に言うを待たないところでございます。 千葉県血清研究所の現行組織を見ますと、研究室が製造部門から独立した形になっております。
また、医薬品につきましてはなかなか問題は複雑でございまして、一番心配なのはワクチン、血清類であろうと思われますが、特にガスえその抗毒素については国が買い上げて備蓄をしております。また破傷風の抗毒素やトキソイドについては関係業者に指示をいたしまして、緊急確保に応じられる体制をとっておるわけであります。問題は輸血用血液でございまして、これは長く保存ができませんものですから仕方がございません。
それから、動物用のワクチン、血清類をつくる場合には、もとの法律は薬事法でございますが、農林省の省令によりまして農林省が監督に当たっておられるというわけでございまして、その場合にはワクチン、血清等をとりましたあとの廃獣の処理は、両省ともに、原則は焼却、あるいは場合によれば消毒ということでございますが、動物用のワクチンの場合には、そのほかに家畜防疫員の指示によって処理できるような条項がございます。
一般に新しい医薬品というのは有効成分がわかるということでありまして、中にはわからない血清類もありますが、これは化学的な方法、生物学的な方法、免疫学的な方法で一般に有効成分はわかるわけであります。
厚生省として、今度の災害の際に準備いたしましたのは、抗生物質はサルファ剤というようなもの、それからいろいろな血清類、あるいはワクチン類というものを用意いたしました。
そのときに新しい芦田内閣総理大臣から、すでに提出せられておりましたところの郵便為替法案、それから郵便振替貯金法案、家畜用血清類取締法案、それから煙草専売法の一部を改正する等の法律案、この四件はそのまま審議を進められたいという申し入れをいたしまして、そのまま審議をいたした前例が、すでに新憲法下にございます。
それからその次の二十八番の医薬品買上諸費、これは前年も同じような経費が計上してございまして、そこの注に書いてございまするような非常に特殊なワクチン、血清類を政府が一部分を買上げておきまして、非常の際の応急の供給に遺憾なからしむるというための経費であります。
摘要欄に発疹チフス以下いろいろな病気の名前が書いてございまするが、これらの疾病に対しまするワクチン、血清類等を政府が需要見込みの最小限度を買上げておきまして、緊急の場合に間に合せよう、こういう経費でございます。そこの摘要欄に書いてありまする痘苗までは前年も買上げの対象になつておりましたが、そのあとの瓦斯壊疽、ワイル病、破傷風、黄熱、これはいずれも本年度の新規の買上げ対象であります。
百十六番の特殊薬品の供給確保に必要なる経費と申しますのは、これは大体ワクチン或いは血清類等の細菌製剤の買上費用でありまして、通常は余りに発生をしない、併しながら一旦そういう病気が発生をいたしました際には、いろいろの点で急にその予防に要します、或いは予防乃至は治療に要しまするワクチン等の供給が間に合わないだろうと考えられますために、或いは発疹チブス、或いはコレラ、或いはインフルエンザ、狂犬病等に要しまする
そういうものは国家的な單位で以て防疫をしなければなりませんから、それに対しては全額、その他の血清類につきましては二分の一の補助、それから第六の消毒薬品であるとか、それから寄生虫の駆除の薬品であるとか、そういうような農林大臣の指定する薬品の購入費の全額、こういうものは国が持つて、その他は結局この法律で以てやることを義務付けられました者が負担する。
これは事務費的なものでありまして、金額もきわめて少い金額でありますので、その次の家畜衛生の整備改善をはかるために必要な本省の人件費、事務費及び家畜保健衛生所法を運営するためと、家畜伝染病予防法に基き、家畜伝染病の予防、制圧のための旅費、消毒薬品、血清類の購入費、斃殺棄却手当及び評価人手当等を地方公共団体に補助するもめに必要な経費である。
一億四千五百十一万八千円が前年度でございますが、二十六年度は一億四千六百四十六万八千円、内容としましては家畜の疾病調査研究費、血清類製造及び購入費、そういつた中身があるのでございます。で公共事業費は営繕費としまして一千三十二万五千円となつております。で今申上げました外に二十六年度で初めてできますのは、柏崎に設けられる予定の北陸支場でございます。
これは衛生試験場の経費といたしまして六千六百六十九万九千円、これは先ほどちよつと申しましたように、私の方の国立衛生試験で、いろいろな血清類、家畜薬の製造をいたしておりますと同時に、家畜伝染病に関する各種の調査研究をいたしております。そのために必要な経費六千六百六十九万九千円であります。 次に伝貧研究に必要な経費三百六十六万六千円でございます。
昨年の十一月の京都のジフテリア血清の事件で、全國のワクチン血清が生産停止を受けまして、生産工場の選定許可というような制度をとられましたことは当然の処置でありますが、各府縣へ配付済みのもの、あるいは各メーカーが手持ちのワクチン、血清類が國家で再檢定をするために引き上げられたのでありまして、その代金が回收がまだできていないものもあり、再檢定中にもう有効期間の切れてしまつたものもあるのであります。
また予防注射藥、血清類の工場の監査は、いろいろ厚生省において嚴重に取締つておられるはずであります。またそういう御言明を得ておりますけれども、先ほど山崎委員が実物をもつてお示しになりましたが、私ども医業に携わつている者の実際上の経驗から申しましても、これらは安心して厚生省の監査だけにまかしておくことはできないと信じておるのであります。
尚この期間におきまして、内地におきましては必要な血清類の輸入貯蔵計画を樹立いたしまして、昭和十九年までには毎年五十万CCを釜山血清所より購入いたし、常時百五十万CCは備えまして、緊急に措置し得るような措置を講じて参つたのであります。
その補充いたしましたおもな費途は、刑政収容費、裁判及登記諸費、傳染病予防檢疫諸費、徴用船員扶助金、國立癩療養所患者費、臨時定員外職員給補填金、臨時家族手当、血清類及痘苗調製配送費等であります。
○議長(松平恒雄君) 日程第二、家畜用血清類取締法案(内閣提出)の撤回に関する件、右の件は本月四日内閣から撤回の要求に接した案件でございます。直ちに本件の採決をいたします。撤回に承諾を與えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
昭和二十三年六月八日(火曜日) 午後三時二十九分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第四十三号 昭和二十三年六月八日 午後三時開議 第一 國務大臣の演説に関する件 第二 家畜用血清類取締法案(内閣提出)の撤回に関する件 ━━━━━━━━━━━━━
○参事(寺光忠君) 一月の二十七日に家畜用血清類取締法案という議案が本院の先議案として提出せられたのてあります。その後六月四日に内閣から都合により撤回いたしたい、國会法第五十九條によつて議院の承諾を得たいと言つて参りましたので、若しこの議院運営委員会で御異議がなければ、この次の本会議の劈頭にでも撤回の議決を得るようなことにしたいと考えておるのでありますが、その点を……。
○説明員(齋藤弘義君) 家畜用の血清類取締規則というものが前にございまして、それがこの新憲法の公布一年後で失効いたすことになります。それを引続いてやる必要がありましたので、農林省といたしまして新らしい法案を作りまして提出したわけでありますが、その後四月半ば頃になりまして、同じ厚生省で、藥事に関する法律がございますが、それを改正することになりまして、それがG・H・Qの指導の下に行われたのであります。